100円で引越しできる100円引越センターのプロモーションサイトをリニューアルしました。
私たちが思うがまま企画、デザイン、原稿などすべて手がけています。
オウンドメディア用の原稿記事はクライアントが制作。
イラストはMeet AD Marketの宮内氏にひと肌脱いでいただきました。

 

ー 引越し業界の潮流に、乗らない ー

引越しの競合サイトって、引越し会社や引越し比較系（一括見積請求サイトなど）になるのですが、そのどれもが、事務的か、広告が踊るチラシ的なサイトばかり。それらを否定するものではありませんが、まてよ。と思うわけです。
引越しは新しい生活の門出であり、期待に胸が膨らむもの…。だったら、100円引越しは斬新なサービスでもあるわけだし、そんな方たちを応援してるよ、私たちも喜んでいるよ、が伝わるようなビジュアル表現や価値表現をしよう、と、業界の潮流はあえて無視して、舵を振り切ることにしました。
うまくはまれば「このサイトが好きと感じてもらえる（絶対的・相対的）、複雑なサービスがなぜかカンタンに感じられる、大手と戦える安心感がある、一度みたら忘れない」そんなことを狙ったんです。

なにもかもすべて任せてもらったのですが、さすがに振り切りすぎたせいか、制作過程でクライアントからは「ここまで子供っぽくて大丈夫ですか？」や「ファーストビューで、こんなでっかくイラスト使って離脱しない？」など不安の声もちらほらと。しかし最後まで私たちの考えや感覚を尊重してくれました（感謝！）。

 

ー 前年同月比200%OVER ー

結果、リニューアル直後から一気に反響が増え、前年同月比2倍以上に。へへへっ。
これは胸を張ってもいいかもしれない成果かと思いますが、「チャレンジ」以外何者でもなく、悪く言えば一か八かのバクチです。申し訳ないですが、リリースしてみないと、シナリオが本当に数字につながるかは私たちもわからないのです^^;
しかしはっきりと言えるのは、不安だったはずのクライアントが、最後まで私たちを信じて任せてくれたことが大きい。それは、成果がでたから、という結果論ありきではなく、それぞれの領分や責任が明快なプロジェクトは集中できますし、気持ちも良い。過去の経験からも、そのほうが良い結果につながっている、と感じています。
ちなみに補足ですが、希望を聞かない、好き勝手にやる、ということではありません。ご希望があれば、聞かないどころかむしろ思いっきり耳を傾け、プロジェクトにとってプラスなことは実現すべき、といつも考えています^^

なお、運用についてはベルテクノス制作事業部のツワモノの皆さんが実施。オウンドメディア戦略によるロングテールでのSEO対策などにより、今後益々のアクセスや反響アップが見込まれます。心強い！