文字の遊び方
こんにちは、クニヒロです。
今回は文字の遊び方について紹介したいと思います。この考え方はロゴタイプを作る時などにも役立つかと思うので参考になれば幸いです。
塗りつぶす
- 使用フォント:Josefin Slab
- デザイナー:Santiago Orozco
- ライブラリ:Google Fonts
個人的にスラブゴシックは可愛らしくて凄く好きなのですが、ジョセフィンスラブはウェイトも豊富で使いやすく気に入っています。
切り取る
- 使用フォント:Gill Sans
- デザイナー:Eric Gill
- ライブラリ:MacOSX標準搭載
文字の一部分を切り取るだけでデフォルトとはまた違った印象になりますね。
繋げる
- 使用フォント:Lato
- デザイナー:Łukasz Dziedzic
- ライブラリ:Google Fonts
こちらのフォントはwebフォントを使用するようになってからは、僕の中で定番化しているサンセリフ書体です。
まとめる
- 使用フォント:Gotham
- デザイナー:Tobias Frere-Jones
- ライブラリ:Hoefler & Co.
あれ?どこかのロゴに似ていますねw ゴッサムはアメリカのメンズファッション誌GQの為に制作されたフォントです。力強さがありとても好きです。
埋める
- 使用フォント:Khmer MN
- デザイナー:不明
- ライブラリ:MacOSX標準搭載
円の中に埋めてみました。マークっぽさがぐっと出てきますね。
反転させる
- 使用フォント:Futura
- デザイナー:Paul Renner
- ライブラリ:MacOSX標準搭載
反転させる事によってまた違った印象になります。
足してみる
- 使用フォント:freestyle Script
- デザイナー:Martin Wait
- ライブラリ:Office2010に搭載
線を足して顔っぽくしてみました。個人的にはこれが一番気に入っています。
きれいな欧文書体とデザイン
以前の記事「サイトデザインに役立つオススメ書籍8選」でも紹介させていただきましたが、こちらの本にはもっと詳しくロゴタイプなどを作る時に役立つテクニックが掲載されていますので、興味のある方はお読みになってみてはいかがでしょうか。
最後に
サンプルデザインの文字で使用している「WAKA」というのは、僕の娘の名前です。「娘のロゴマークを作るとしたら、どんなのが良いかな?」と漠然と想像しはじめたことが今回の記事を書くきっかけとなりました。
ほとんどの方が読めないかもしれませんが「わか」と読みます。「禾」は呉音 で「ワ」と読みます。ちなみに僕の名前は「くにひろ」で漢字で書くと「邦浩」です。今となっては気に入っているので、この名前を付けてくれた親に感謝していますが、若い頃は自分の中で「なんか弱そう」というイメージがあったり、「縦書きにした時に収まりが悪いな~」と思っていたので、子どもの名前は左右対称がいいなとずっと思っていました。
こんな感じになるとファッションブランドとかにありそうで、カッコいいんじゃないか?と勝手に想像しています。
「禾」の形をデザインしています。
以上、僕の親バカぶりが露見する内容になってしまいましたが、文字の遊び方は実務に活かせるテクニックかと思いますので大目に見て頂けると嬉しいです。また使用しているフォントも、定番モノからgoogleフォントまで幅広くピックアップしているつもりですので、フォント選びの参考にも是非ご利用ください。